コロナ氏、大研究(1)。

「いいクルマってなんだろう。」
・・・と聞かれたら、新しいコロナは迷わず答えます。
「それは、故障しないクルマです」と。
人間と同じく、クルマも、健康がなにより。
というわけで、クルマとしての骨格の部分や基本性能に、充分
お金をかけました。ゼイ肉は極力おとしました。
そしてエンジン、シャーシから部品にいたるまで、耐久性をアップ。
なんどでも言いたいのですが、
防錆材を87%(重量費)も使用して、
長く乗れる車、を目指しています。
「スタイルが健康的だね」
自分で言うのもなんですが、
全身磨きぬかれた機能美のワンフォルムボディ。
フロントロー、リヤハイの量感たっぷりのシルエット。
CD値0.31(これ、すごい数値です。)を達成した空力デザイン。
ムリのない、ムダのない、トータルバランスのいいカタチこそ、
コロナの血統です。自分でいうのもなんですね。
「エアコン、カーステレオ、で驚いちゃいけない時代かー。」
エアコンは、全車標準装備にしました。
快適温度をつねに維持するオートエアコンです。
カーオーディオも、8スピーカーの、クリアで迫力ある
コロナ・スーパーライブサウンドシステムを採用。
ラジオ、カセット、CDプレーヤーの高性能一体型。
システムアップも自在です。

「収納スペースがあちこちにある。
ドアキーのあけしめがリモコンでできるなどなど・・・。
いやはや、いたれりつくせり。
参った参った。」
「トータルでそうなんだ、が重要なんだ。」
一台のクルマは、何万というパーツからできていて、
そのひとつひとつが、きちんと実力を発揮することが大切です。
外見と中身のちがうヤツ、言うこととやってることの違うヤツ、
いるでしょ、トータルのバランスが、ホントは問題だと思う。
だから、クルマを重くすること、コストを上げること、
はできるだけ避けました。なにかを良くするために、
なにかを犠牲にすることはやめました。
トータルバランスが、いちばんむずかしい。が、いちばん正しい。
新しいコロナはそう信じています。
「走りはどお?」「うるさくない?」
ガソリンエンジンには、第2世代ハイメカツインカムエンジンを採用。
強く優しく、野性的で知的なエンジンです。
液体封入式の複合マウントにより、
ノイズ、こもり音をかなり少なくできました。