とうとう買うたー


ヤフーオークションで、部品取り車を買いました
「京都からやってきた」

ある日、RT-55氏の家に遊びに行った時でした。
何気なくヤフーオークションを眺めていると、一台のRT40が!
書類なし。不動。走行40000kmは実走かも??とのこと。

その場にいたヒロシ氏とRT-55氏によって、多重音声の煽りが・・・(^^;;

少し考えた末、出品地が近かったのと、どうせ部品取りが必要になるだろうと考え、
入札することにしました。
希望落札50,000円でしたが、とりあえず20,000円で入札。様子を見ます・・

それからというもの、毎日ウォッチングを続けましたが、他の入札者は一向に現れません。
・・・そして。

「落札してもた(笑)」
うーん、まさか本当に落札するとは(爆)


早速、トヨタレンタリースで積車を手配しました。
もう、車両本体よりもトラックのレンタル代の方が高い(笑)
RT-55氏も一緒に行ってくれるとのことで、心強い助っ人ができました。

名阪国道を走り、出品地の京都府木津町へ。
現車は右前輪が張り付いており、引きずりながらトラックの荷台へ・・・

帰り道は重量が増えた分、トラックの乗り心地も幾らかよくなりました


トラックから降ろす際、転がらない右前輪のために難儀しました。
結局、フロアジャッキでフロントを持ち上げながら、3人がかりで押して搬入。

画像クリックすると拡大します。
「うーん、いい眺め」

なんてステキな眺めなんでせう。

駐車場の家主さんは、この光景を見て笑ったそうな(笑)
「後ろから」

ほらそこの人!
「部品取りの方が程度良さそう」
とか言わないの!

・・・当たってるじゃねぇか(笑)

というわけで、お約束どおり2台を比較してみます。
RT40-DK号(1号機)RT40-D号(2号機)
こちらはセパレートシートで、黒内装。
後付けの、何用か分からないシートベルト(笑)
シートカバーは、当時物のデッドストックです。
こちらはベンチシートで青内装です。
シート表皮は、西陣織をイメージしてるそうな。
このベンチシートはリクライニングしません
4速フロアシフト。
ブーツの裂け目から、地面が見えます(^^;;
空調のレバーが一つ固着してて動きません(笑)
3速コラムシフト。
手前下が1、奥の上が2、下が3です。
トップのギヤ比はフロアシフトと同じなので、
4速はクロスミッションということになります。

どちらもダッシュボードの変形はありません。
(紫外線でパリパリになって割れたりする)
8トラカセットです。
帝国電波=クラリオン製です。
現在、中のゴムベルトがないため動きません。
こちらは松下製。
左側のステーにピンジャックがあります。
カラオケ用?ライン入力?詳細不明です。
現在、電源が繋がっていないため不動です。
クラリオンのスピーカー
私よく分からないのですが、
永久磁石が四角いタイプで古いらしい。
デザインはクラリオンの方が好きかな~
おいおい鳴らしてみる予定です。
リアウィンドウは、マジックカーテン付き。
これはラメ入りの半透明遮光板です。
当時の社外品らしい。
前オーナーが少林寺拳法の先生のため
卍のステッカーが!
こちらはカーテン付き。
右下には、コロナのシンボルマークが!
・・・もしかして純正??
こちらは移植予定です。
真夏に水温が上がり気味になるので、
ファンを後期型の4枚羽に交換してあります。
ヘッドカバーのナットの締め込み過ぎで
カバーが変形してます。
(私のミスではない)
25年間動いていない(?)エンジン。
ブロックはかなり錆びてます。
ラジエータホースが今にも崩れそう・・(笑)

ホーンとウォッシャータンクは、
出品者によって既に撤去済みでした。
昭和41年11月登録。
現行車よりも、車台番号が1ケタ少ないですね。
書類がないので断言できませんが、
車検ステッカーから42年4月登録と推測。
付属のマニュアル類。
この他、香川トョペットの記録簿(毎年!)
も残っています。
左上の車両説明書は、こちらの方が色褪せが
少ないのが分かりますか?
マーカーランプ(フォグランプ)が付いていたらしく
スイッチが残っています。

特筆すべきは、トリップメーターの説明書きが
残っていること!

時計の説明書きも生存!!
一年毎の分解清掃が推奨されています。


戻る