| 「配線図」
エアコンアンプとECUの間に連携があるようです。
画像では、純正のエアコンアンプからECUへ繋がる線があることが分かります。 今回、エアコンが社外品ということで、それが機能していないんじゃないか、と見当を付けました。
※エアコンアンプとはコンプレッサーのON/OFFを決定する回路装置で、A/Cスイッチの状態やコンデンサの温度、高圧側の圧力を元に判定します。 |
写真なし | 「参考:エアコンの全配線図」
で、別ページの表によれば・・ コンプレッサーON時→11V, OFF時→0V
このことから、マグネットクラッチのON/OFFと同期していることが分かりました。
電圧が12Vではなく11Vなのは、おそらく保護回路でダイオードか抵抗が入っているためと推定。 ECUには12V突っ込んでも問題ないはずです。 |
| 「コンピュータの場所」
ECUとエアコンアンプは、写真の場所の裏にあります。 |
| 「出た!!ヂーゼル機器!!」
私が青春を過ごしたン十年前は、ゼクセルって名前の会社でした。 ゼクセルR32スカイライン、当時頑張ってましたね。
でも私はとうとう日産に魂を売ってしまったのか? ・・何かに負けた気がしてやるせない感じです。 |
| 「これがECU」
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| 「信号の場所にテスターをあてて」
事前に配線図で調べたピンに、テスターをあてて電圧を測定します。 A/Cオン!マグネットクラッチもON!! |
| 「シーン」
11V出るはずなのに、何も反応しません。
つまり、マグネットクラッチが繋がっているときに入る信号が、なんとECUへ行っていないことが分かりました。
どうやらこの社外品のエアコン、 [当該配線がそもそもない=ECUと連携してない] ヂーゼル機器・・また何かに負けた気がします。 |
| 「じゃ繋ごう。」
エアコンアンプから出ているマグネットクラッチの電源(写真中、赤色が刺さっている線)を分岐してECUに繋ぐことも考えましたが、電磁石(=コイル)と同じところに繋ぐのは恐ろしいのでやめました。
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| 「リレー」
確か昔、GX100マークIIのヒューズBOXから外したような??いやJZX100かもですが・・ この2つ、同じに見えて実は少し違う。 私は断然、右を使います。 なぜか?写真をよく見てご判断ください。
このリレー、トヨタ以外でもスズキで使われているのを見ました。 ワゴンRとかのA/Cのリレーらしいです。 しかもその場合よく壊れるみたいです。 |
| 「ここに貼り付けました」
リレーは先ほどのクラッチの電源で駆動しています。 ECUに入る信号は、A/C,ECONスイッチがONで12Vになる線から取り、リレー経由でECUに行きます。
すなわち、A/C,ECONがONで、かつクラッチがONの場合にECUに電圧が掛かるわけです。
これで走行試験をします。 |