|   | 「回っとりゃせんがや」 
 水温は基準温度をとっくに越しているのに、ファンが回っていません。
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		|   | 「配線概略図」 
 水温が上昇しアースと導通がなくなると、リレー接点が閉じてファンが回るわけ。
 
 今回、水温は基準温度をとっくに越しているのに、ファンが回っていません。
 モーターか?水温スイッチか?リレーか?
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		|   | 「水温スイッチが原因だと・・」 
 ここの信号線は水温が低いときはアースと導通して、高いと接続が切れます。
 水温がファンの回り始める温度より高い状態でこのカプラーを抜いてみて、ファンが回り始めれば水温スイッチ不良です。
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		|   | 「リレーが原因だと・・」 
 この赤丸で囲んだ端子間を短絡してみて、ファンが回ればリレー不良です。
 また、水温が低い状態で水温スイッチのカプラーを抜き差ししてリレーがカチカチ言わなくてもリレー不良です。
 
 このリレー、他から流用する場合は注意が必要です。青丸の接点間に12Vが印加されると、赤丸の接点間が開きます。
 つまりコイルON → 接点OFFという逆動作なのです。
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		|   | 「モーターの電源カプラはここ」 
 ラジエーターのリザーバタンクを外した真下にあります。
 ここに12Vとアースを突っ込んで回れば、ファンは大丈夫です。
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		|   | 「今回はリレー不良」 
 水温スイッチのカプラーを抜いてもカチカチ音がしなかったので、リレー不良と判断しました。
 
 事務所にあったクリップと電線の切れ端で応急処置。
 これだとファンが常時回ってしまいますが、オーバーヒートするよりマシです。
 それにサーモスタットで流量制限しているせいか、意外や水温はいつも通りでした。
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		|   | 「交換!」 
 最寄りの共販倉庫にあり、翌日には届きました。
 ちなみにラストの1個だったので、そろそろ供給の危ない部品なのかもですね。
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