異音・振動のはなし


今回、異音・振動が出るのでプロの方に直して頂きました。その報告です。


「異音」
DK号は左旋回したとき、異音が出てました。
ある程度以上のスピードを出してコーナリングすると、「グーン」と音がするのです。

ハブベアリングかデフかなぁ・・などと素人ながらに思いつつ、いつもの整備工場へ入庫。
いつもの担当の方に乗ってもらうと「うーん、これフロントじゃないかやー!?」

言われた通り、フロントのハブベアリング交換で直りましたとさ。ちゃんちゃん。

5年もの間抹消していたため、その間にベアリングが痛んでしまったんですねぇ。


「振動」
時速80キロ以上出すと、フロアがブルブルと振動するんです。
実は今回、この修理もお願いしました。
原因は2つ。

1つめは、スパイダージョイントの動きがシブかったこと。
ジョイントにはベアリングが使用されていますが、これを固定しているサークリップと干渉していた模様。
具体的には、サークリップの厚みを削って調整することで直ったようです。
(ちなみにスパイダーはバラすと再使用できないため、新品を付けてもらいました)
来年定年を迎えられる最年長の方が、若い整備士さんにアドバイスして解決した事例です。

2つめの原因は、よく分かりません(爆)
なぜなら、ペラシャ・ホーシングをごっそり交換したから。
スパイダー交換だけで完全に直らなかったのです。
荷重がかかった状態で80km/h以上出さないと再現しないため(リフトの上で80km/h出しても再現しない)、
部品取り車から移植で解決。デフ(?)から異音が出ていたのも、これで解消されました(^^)




今回の件ではありませんが、若い整備士さんは旧車独特のメカに苦労する場面があるようです。
しかし、当時を知る老整備士さんは、これからどんどん減っていきます。
多少不便をしても、自分の車が技術を伝承するための教材になるのもいい事だな・・なんて思いました。
(ちょっと偉そうですが・汗)




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