愛5号 エンジン載せ替え(4) 〜エンジンばらし編〜


みなさん、こんにちは!
前回エンジンを降ろした翌日、愛知県もとうとう梅雨入りしてしまいました。
ジトジト、ムレムレ。
こんな時は、屋根の下でできる作業がいいですね。


30年もの間、惰眠をむさぼっていたエンジンに火を入れる時が近付いています。
最後の4年は、車体丸ごと雨ざらしで泥の地面に置いていたため、痛みが一気に進行したようです。

車体に搭載する前に、分解して化粧直しをおこないます!


※画像クリックで拡大します
「エンジン・ミッションだぜ」
ついでに写真は使いまわしだぜ!

オーバーハングのない絶壁ヘッド、トヨダAA型もこんな感じだったかも!?
きれいなら、もっとステキでしょう。

愛5号は3速コラムマニュアルなので、この4速ミッションは今回は使用しません。
元々付いていたミッションを、そのまま使用予定です。
「削ってみた」

アルミは軟らかいので、真鍮で削りました。
(歯ブラシのおばけみたいなやつで)

オイルのついたブラシでアルミを磨くと、汚れが落ちにくくなり、難儀するハメに・・・。
道具は別にしたほうが良いかも。

これのリカバリは、次回記事で。
「打刻が見えた!」

2R 496380号です。

参考値:
2R 118126号 (39年12月 愛5号)
2R 468983号 (41年11月 DK号)

書類がないので不明ですが、42年の早い時期に生産されたものと推測・・。
「クランクプーリー」

この部品、プラーを掛けるともれなく歪みます。
昔経験しましたorz..

また、写真のように一方にだけボルトをねじ込むと、多分勘合部が割れます。
2つ均等に締め込んでいきます。

※注意
ウォータポンプのボルトもM8なので入ってしまいますが、強度が低いので十中八九曲がるか折れます。
気をつけないとイケマセン
「巣」

サーモスタット周りだけでなく、矢印で示したバイパスホースのパイプまで詰まってます(爆)

恐る恐るサーモを外すと・・・
「なぁ〜んだ」

期待したほどではなかった…
もっとひどいと思ったのに。
ツマンナイ (ネタ的に)
「タペットカバーをまくる」

毎度おなじみの眺めです。
色は黒いですが、スラッジと呼べるほど立体的なものは見当たらず。
これなら流せばすぐ綺麗になるでしょう。
「ヘッド分離」

銅板のガスケットが現れました。板厚は1.1mm(実測値)

写真にはフライスの切削痕らしきものが見えますが、これはヘッドの模様が転写されたものです。
燃焼室の周囲は、銀色の別の金属で縁取りされています。

水路周り・・・ヘドロが凄いですな(^^;;
「ホーニング痕」

圧縮が抜けたり、オイルが上がってるエンジンを見たことがないので確固たることは語れませんが・・・

でもこの時代、オイルが減るのは仕様です。

新車時から、4000キロに1リットルは消費したそうです。
ブローバイを大気開放する仕様だから…らしいです。
「側面カバー内部」

正式名称は知りません(汗)

バルブリフターの交換は、ここからできるようになってるんですね!

ところどころ、地金が見えるしキレイなものだと思います(^^)
「ギヤカバーをまくる」

当時の話を聞くと、ギヤの磨耗が少なからずあったようです。
大きい方のベークライトのギヤが減りやすいそう。
まー両方硬かったら、両方とも減ったり騒音の原因になるわけで・・・(^^;;

それに機械設計の鉄則で、ムリな力がかかった場合に被害が広がらないよう、壊れやすい場所をわざと作ってあるんですね。

プラーで抜くと傷が付きそうなので、抜くときは交換するときかも。
大きい方は、まだ供給あります。
注文あってから作るようで、少し納期かかりますが・・
(2012年春時点。1諭吉+1一葉くらいでした)
「カバー裏!」

小学校の図画工作の時間に、版画しましたよね?
あのローラー跡みたいだ・・(^^;;

次は、汚れと錆を落とします。
最終兵器が登場するか!?


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