愛5号 エンジン載せ替え(5) 〜アンチエイジング編 1〜


前回、エンジンの化粧直しをするべく分解しました。
今回はそれらを家に持ち帰り、リフレッシュ工事をおこないました(^^)

連載5回目。
肝心の愛5号は、まだ登場しません(笑)

※画像クリックで拡大します
「油の洗浄に」

マジックリン! スポンジ! 以上!

今回、界面活性剤のパワァを思い知ることに・・。
「ギヤカバー裏」

見えないところだから、このくらいで・・え?ダメ?(爆)
「パーツクリーナの功罪」

これは溶剤なので、当然ながら油を溶かすもの。
剥がれた油は地面に落ち、シミになります。
そして揮発成分が飛んで、油がペースト状に堆積したりする・・。
洗剤なら水で流せるわけで、使い分けが必要みたいです。

パーツクリーナはアスファルトを溶かします。
そもそもアスファルト自体が、原油を精製したときのカスなのです。
「シリンダヘッド」

掃除してみましょうか。
こちらは水が入ると面倒なので・・↓
「妖しい液体」

モータース屋さんで分けてもらいました!(^^)
ダイニチやコロナ製品を動かすのに必要な液です。
コロナの方は昔、田中邦衛さんがCMしてましたね。

カムリに乗って、コロナのストーブを使えば立派な田中ファンですよ奥さん!
釧路に日産ジュニアはいるのだろうか!?
「つまりは灯油です」

100円ショップのプラブラシでゴシゴシ。

フロアマットの上でやるのは、結構いいかも。
クッションになるし、起毛だから上の物がズレにくい。
毛のおかげである程度の液体は染み込むし、裏がゴムなので、土壌汚染も心配なし(^^)

おまけに月曜と木曜の朝に回収してもらえるってなもんだぜ。
「裏側に目をやると」

バルブの上のカサブタ、見えますか?
黒いのはカーボンだとして、白いのは??
このエンジンは、全気筒がこんな状態。
番手の違う点火プラグが付いてたので、そのせいもある??

2Rは、イグニション止めても回り続ける、ラン・オン現象が起こりやすいです。
これは燃焼室内のカーボンが赤熱することで、点火ならぬ引火してしまう現象。
まるでディーゼルエンジン(笑)

スクレイパーで削り落としました(^^)
「努力の上の妥協」

熱でオイルが焼き付いており、これ以上は諦めました。
鋳肌のザラザラな面に至っては、見た目ほとんど変化なしorz..

そして、最終兵器!!

「愛知県某所」

ここは、とあるプライベーターさんのガレージです。
数年前、ひょんなことから知り合いまして・・・
お宅へお邪魔してみたら、旧い単車が15台以上(驚)
素晴らしい空間です。

今回は、サンドブラストを貸して頂きます!
「施工前」

茶色・白・黒。
様々です(笑)
「施工前のデスビ」

油分があると落ちないので、この後に灯油を掛けてブラシ(樹脂)で洗いました。

本当は分解して、中のガバナもメンテすべき??

下のはオルタネーターのブラケットです。
「こうなる」

日本電装のメーカーズプレートは、マスキングテープで保護してやりました。

日本電装は正式には「にほんでんそう」ではなく「にっぽんでんそう」です!
「アルミ」

そういえば東洋工業の「白いエンジン」はアルミ製だったのを思い出したショット。

ちょっと気合いが足りない部品もあるけれど・・(汗)
「鉄」

フュエルポンプ → キャブレター間のパイプです。
サビを落としたら、そこは虫食いの園。
(ブラストは正常な金属を侵さないので、それだけ錆びてたってこと)

目に付くところなので、さらに直すかも。

こんなわけで、きれいになったとですよ。
サンドブラスト、楽しすぎです!
我が家にも一台、ほしいなぁ〜(^^)

ついでにポンプの話を。

「フュエルポンプ」

O/Hの方法を伝授していただこうと、バラしてみたところ。
左側のゴムが、いわゆるダイヤフラム。
レバーの揺動をもらって、ポコポコ往復します。
右上のケース内に小さく見える丸い物は、チェックバルブ。
一方向にしか流体を流さない機能があります。

ダイヤフラム下がる

手前の部屋からガソリンがダイヤフラム室へ

ダイヤフラム上がる

奥の部屋から吐出

チェックバルブがあるので、逆流はしません。
「ダイヤフラム」

これが破れると、ガソリンがオイルパンに流れて、なかなか楽しいことになります。
なった話を聞いたことあります(^^;;

このゴムも供給がないでしょうね。
直す場合は中央のカシメを取って、フッ素ゴムを使うとのこと。
しかしよく見るとこれ、繊維で強化してありますな。
スペシャルオーダーと見受けました。
こんな材料、市販してるんだろうか・・(^^;;

写真の物は再使用可能と判断しました。
「さらについでに」

2Rのポンプは、途中で変わってます。
左が初期物で、右が対策品。

違いは、レバーのヒンジピンの圧入長さが違います。
初期型は、たまに抜けるトラブルがあったらしい。


※個人的にプラスネジがあまり好きではないので、六角穴付きボルトに変更予定です。



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