愛5号 エンジン載せ替え(8) ~アンチエイジング編 2~


まだエンジンいじってます。
とりあえずヘッドを載せて、外壁をペタペタ塗ってみました。


※画像クリックで拡大します
「1番・4番 上昇~」

このエンジンの点火順序は、1-2-4-3です。

上死点は英語でTop Dead Center
点火時期のBTDCとは、Before Top Dead Center (上死点前)の略。
「次は、2番・3番」

4番のカサブタと、2番のカーボン粉が気になる??
「スクレイパーとカッター刃で」

師匠いわく、刃先のアールが小さいからカッター刃が有効なんだと。

ピストンはアルミなので、余り力を入れると傷付きます。
付けました。


余談ですが、オルファのカッター刃は厚さ0.45mmなので、デスビのポイントギャップ調整に使えます。
「純正ヘッドガスケット」

上面と下面で、材質が違いました。
いつだったか、燃焼室の周りが縁取りと書きましたが、これは半分間違い。
正しくは折り返しのようです。
「下が社外新品」

紙です!
サクラガスケットというブランドです。
パッケージには[CHERRY GASKET]の文字が踊ります。

石川ガスケットという、東京の会社らしい。
いくらチェリーでも山形県産ではなかった。
「ヘッドを載せてみる」

躍動か、沈没か。

タペットを緩めてなかったので、この写真はテイク2です。
「サビを落とす」

グラインダーにカップブラシを付けて、グヒャーと削りました。
そういえば、鋳造工場で見た出来たての鋳物もこんな感じでした。
削るそばから錆び始めるので、この光沢は10分しか持ちません。

ちなみに電動ドリルだったら、ここまでは出来ない。
消費電力の差は、ダテじゃないぜぃ。
「塗る前」

オキツモ塗料で黒くなる直前、ふと思い立って撮ってみました(^^)
「さらに塗る」

この配色は!皇室のプリンスロイヤル?
・・ってもう退役したのかしら??
以前、豊田市の路上でセンチュリーロイヤルを見掛けたけど。

型抜きの都合だと思うけど、テーパ状に造形されています。
境界線が・・(汗)

ここまでやっても、エアクリとマニホルドに隠れて見えなくなるんだぞー。
ん?

あ…うん?
「オキツモ テクノロジィ」

フラットブラックの無骨なエンジンが復活です。
これから使うにつれ、時代がついて味が出てくることでしょう。

タペットカバーは、違うものを使うので仮載せ。
光の具合でグレーに見えますが、実物は黒です。


いや実は「ダイナ色?いやトヨエース色か?」なんて言われてたんだが(笑)
そりゃーダットサンだぜ。
ここはマニヤの巣窟です(^^)



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