愛5号 エンジン載せ替え(10) ~補機類取付け~


さて、エンジン自体は最終コーナーを曲がりました。


※画像クリックで拡大します
「オイルシール交換」

外周のゴムは金属のワクで押さえられていて、かなり固くはまっています。
破壊的方法で、うおりゃっ!と分離。
内周はスプリングでテンションかける構造のようです。

旧品も新品も、NOK社の名前入りでした。
「プチ・ルーチェ」

つまりカスタムキャブのこと。
(ルーチェベースのタクシー車)

オイルと水を混ぜると、似たようなものが出来るかも。

これを、どう使うかというと。
「光明丹チョーク」

これ、鉄骨にマーキングしたりするのに使うらしい。
機械加工に使うものは、缶入りでペースト状ですね。
チョークなだけにちょっと硬かったけれど、塗りぬり。
「転写!」

「ガスケットの出来上がり!」

・・悦に入ってみんなに見せたら、部品のない車の世界じゃ当たり前のことだったみたい(^^;;

丸穴は、ポンチで打ち抜き。
ホームセンターで皮革の打抜き用に売ってます。

フュエルポンプとオイルエレメントケースのガスケットは、これで製作。
「大物は・・」

ギヤカバーのガスケットは、大きすぎて適当な物が見つからず。
仕方ないので、2枚で68円のボール紙を使用。
サイズを見てください。巨大です。


これではちょっと・・って方は、部品商さんからも専用紙が買えます。
(ただし高いです)
機能上問題はないようですが、あくまでネタとしてご笑覧ください(^^)

ドナー車の床に置きっぱなしで、忘れてた部品。

「セルモーター」

「やりがいのありそうなブツです」

「うわーもう終わっとるんじゃないかぁー?」

これは最上の褒め言葉です。イヒヒ
「前方より」

ソレノイド兼リレーと、フロントカバー兼ブラケットを分離。
ボルトは固着もなかったです。

写真では見えませんが、シャフトのスプライン(ギヤの飛出しのガイド)が、シャフトに平行ではなく弧を描いて切ってありました。
飛込む時のためか、抜く時のためか、これもノウハウなんでしょうね。
「後方へ」

エンドカバーを外し、ブラシホルダも分離。
「ブラシの磨耗状況」

NDのロゴが、嬉しいじゃあーりませんか。

磨耗がロゴまで達すると、使用限度なんだそうです。
「清掃 → 塗る → 組立てる」

メーカーズプレートが、粘土の下から出土しました!(^^)

シルバーの部分は、どこかのメーカーのボデー用タッチアップです。
微妙にゴールド掛かったシルバーかな?
ちょっと焼けた感じを再現。
「動作試験」

バッ直にて回してみました。
ってかセルの場合、小さい筒の中にリレーが入ってますか。

ミノムシが付いてる小さい端子が、イグニションキーからの信号。
(STARTで通電)


よく映画で、直結でエンジン掛けるシーンがありますよね。
2本のリード線を接触させるとセルが回って、その後その線を捩ってつなぐシーン。
あの通りにやると、セルが回りっ放しになります(爆)
正しい直結方法は・・内緒(^^;;

「ネジ屋さんで」

既に幾らか減ってますが・・(^^;;
桶狭間のネジックスワンでゲット。
一袋155円で、写真ぐらいのボルトなら単価一桁程度の模様。
店員さんも親切なのでオススメです。

店頭になくても、奥から出してきてくれます。
純正の4Tに対して、4.8Tのものを選定。

見た目の好みで、クロメートめっきのをチョイス。
ユニクロめっきだと、シルバーになります。
(UNIQLOじゃなくUNI CHRO)

そんなこんなで。

「ここまで完成!」

隣でステラの光軸調整が始まったので、照明に便乗して撮影!!

新品ボルトは、輝きが違いますな。
クロメートの色合いに、満足(^^)

ヘッドカバーは、ちょっと企んでることが…なので仮載せです。
「反対側」

エキマニをオキツモで塗りました。
師匠いわく、フランジ付近が変色するぞーとのこと。
そん時ゃまた塗るか放置するか。
多分後者。

エンジンマウントブラケットのM12は、規格が違うそうでピッチが合わず。
化粧直しして再使用しました。



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