1.中古かデッドストックを探す |
みんなが幸せになれるわけではない。⇒今回は却下。
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2.複製する |
昔、UP20パブリカのテールレンズを複製したことがあります。
レンズの表と裏からシリコンで型を取って、その2つの型を合わせて隙間にレジンを流し込むというもの。
どちらも信越シリコーンという会社の製品で、缶で買いました。
ローターを複製する場合に困るのは、おそらく4点。
a)軸とのはめ合い
緩すぎても、きつすぎてもダメ。
b)奥の難形状
シャフトと位相を合わせ、さらにスリップしないように出っ張りがある。
シリコン型からオリジナルのローターを抜くとき、形が崩れないか心配です。
c)レジンの誘電率
これは電流の流れやすさを表す電気伝導率ではなく、放電のしやすさ。
つまり、電極からレジンを突き抜けてシャフト(アースに繋がってる)に放電してしまう、という想定。
昔ワンオフで似たような物を作ったことがあるんですが、その時気付きました。
樹脂部に純正より誘電率の低い材料を使うと、リークする可能性があるのです。
実は樹脂自体が、空気の2~6倍も放電を誘発しやすいのです。
一口にレジンと言っても成分に幅があるし、そもそも純正品の誘電率が分からないので、使えるか分からない。
ただ、チャレンジしたい課題ではあります。
d)耐久性
実はローターには、あまり外力が加わらないと思われます。
ただ、デスビ内部というのは熱がこもる場所です。
樹脂なので、熱で割れたり柔らかくなったり溶けたり・・・
何キロ耐えられるか分かりませんが、定期交換する必要があるかも。
以上4点を考えると、チャレンジするのも楽しそうですが、興が乗らないので却下。
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3.流用・追加工する |
流用と言っても、3T-GTEUのデスビには8本もスパークプラグが繋がっており、1気筒にそれぞれ2本が行ってる。
あんまり見つかりそうにありません。
また、普通の4気筒用のデスビを流用したとします。
プラグコードを途中で2本に分岐するならば、コイルの起電力は2倍必要。
また、2本のプラグで同時にスパークするとは限りません。
おそらく、より放電しやすい方のプラグで先に放電が始まる。
1本目で放電が始まると極間電圧が下がるため、2本目のプラグではますます放電が起こりにくくなる。
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4.そもそもローターを使わないよう改造する |
ローターを使わないで、どうやってプラグに分配するねん。・・という声が聞こえてきそうですね(^^;;
最近の車に使われている、ダイレクト・イグニションをご存知でしょうか。
4気筒それぞれにコイルが付いているので、高電流を分配するデスビローターとキャップがいらない。
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