10年ぶりのエンジン始動



さて、放置車両と化していたDK号。
久しぶりにエンジンを始動して、オイルを回してやろうと思い立ちました。
なんというか、生存確認のようなものです(笑)

まぁ取り敢えず自宅の車庫に入れたのです。


積車で家まで運んで、2人掛かりで押しました。
しばらくここが定位置になりそうです。

「オルタネータがない」

18RG用の高出力オルタが付いていたので、愛5号に供出したのです。
ファンベルトが掛からないのでウォータポンプとラジエータファンが回りませんが、短時間だけなので大丈夫と判断しました。
「点火プラグの穴から注油」

シリンダの摺動部分に十分な量のオイルが残っていないと思われたので、オイルを差します。
プラグを外して、CRC5-56を噴射!!

その状態のままプラグを取り付け、4~5日ぐらい放置しました。
「電源を繋ぎまして」

同一車種どころか、ましてやRT40同士のジャンプスタートなんて今時世界でも稀に見る光景ではないでしょうか。

余談:
バンパーに吊るしてあるのは、電撃殺虫器です。
蚊を撃退しようとして設置したのですが、これがまた一匹も掛からないです。
まぁ、彼女ら(血を吸うのはメス)にとっては二酸化炭素とか腐臭の方がいいのかも知れませんね(笑)
「繋ぎ方」

マイナス極は、エンジンの吊り下げフックに掛けました。
昭和か平成か、夕方に「追跡」という番組があり、青島幸雄と高見千佳がそう言ってた気がしたのですよ。

青島幸雄って「意地悪ばあさん」というテレビが有名です。
「〽いじ・いじ・いじいじいじいじ・意地悪ばあさん」
という歌でした。
が、知っている方は40代以上でしょうか(苦笑)
「塞ぐ」

これはエンジンが始動しない場合の常套手段で、手で開けたり閉めたりします。
しかし、あまりやるとガソリンがダボダボでカブカブになるので注意が必要です。
(ガソリンが溢れてプラグがガソリンで濡れ、スパークしないという意味の、何というかオノマトペ的な・笑)

※セルを回す時は、救援側のRTの回転を上げておきました。
アイドリングだとファンベルトが滑り出しました。それとセルの周りが悪かったです。
「ドボドボだわ~」
フッ素ゴムを手に入れ、パッキンを作り直さねばなりません。

※漏れたガソリンにスパークプラグの火花から引火しないように注意。


↓というわけで、動画を撮ってみました。

動かさない間にタペットが相当開いてしまったようですね。
本当は長期間動かさない場合は、タペットを緩めてバルブを全閉状態にしておいた方が良いようです。
とりあえず回りましたが、スタートしない場合はデスビを開けて中のポイントを磨けば幸せになれるかもしれません。



最後は、私の友人の故郷。
ベトナム社会主義共和国 ヴィンフック省の風景です。(音出ます)


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