ライト用リレーハーネスの製作(内側)


外側に続き、内側(ハイビーム)にも同様の施工をしました。

ご注意
丸目4灯式のシールドビームとH1電球とでは、カプラも端子の配置も同じです。
なので、ハーネスがなくても一応点灯はします。
でも、設計値よりも1.5倍の電流が流れることと、40年以上昔の劣化した配線には危険がいっぱいです。
実際に配線が溶けたり燃えた例もありますから、リレーハーネスは必須です。

回路図は、以下のようになります。
内側のランプはハイビーム(DRIVE)しか点灯しないので、配線がシンプルになります。

例によって電源はバッテリーから直接取り、元の配線はリレーを駆動させるためだけに使います。


細かい話は前回を参照してください。
それでは、恒例の効果検証です。
「ハーネス装着前」

アイドリングでHiビームを点灯させ、内側ライトにかかる電圧を測定しました。
針が一杯まで触れて50Vなので、約12.1Vくらいですね。

※ちなみにこのときバッテリー電圧は13.5Vなので、途中の経路で1.4V分(8Wくらい)が熱になって放出されてます。
「ハーネス装着後」

約12.7Vになりました!
途中の配線での電圧降下を、0.8V (約5Wほど)に抑えることができました(^^)

これでライトも明るくなったかな??(^^;;
シールドビームを使用する場合でも、このハーネスは効果があるのでオススメです。




「他の参考例」
シンプルに作ろうと思えば、内側と外側を統合した下のような回路も考えられますね。
ただヒューズが2つなので、1つ切れると片側全てが死にます(^^;;

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